部分入れ歯を付けている方は「金属部分が目立つ」ことに、悩まれている方が多くいます。
入れ歯は長く付き合っていくものなので、使用感だけではなく見た目にも気をつけたいですよね。
今回は、「目立ちにくい部分入れ歯」についてご紹介していきます。部分入れ歯のことで少しでもお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目立ちにくい部分入れ歯はあるの?
目立ちにくい部分入れ歯の代表といえば「ノンクラスプデンチャー」です。
ノンクラスプデンチャーとは、金属のバネを使わない部分入れ歯で、金属アレルギーの方でも安心して使用できる素材です。
ノンクラスプデンチャーは、金属がないので目立ちにくいことはもちろん、柔らかくフィットする使用感で食事中も自然な噛み心地を手に入れることができます。
ただし、歯茎に問題があったり残っている歯が少なかったりなど、お口の状況によっては適合できない場合があるのでご注意ください。
ノンクラスプデンチャーにするメリット
ノンクラスプデンチャーにするメリットはたくさんあります。
- 金属ワイヤーがないので目立ちにくい
- 金属アレルギーの心配がない
- 使用感が良い
- 会話や食事がしやすくなる
ここでは4点ご紹介していきますね。
金属ワイヤーがないので目立ちにくい
ノンクラスプデンチャーは金属のワイヤーがないので、目立ちにくいのがメリットです。
金属のワイヤーがあると、口を開けた時どうしても目立ってしまいますが、ノンクラスプデンチャーは金属部分がないので目立ちにくいです。
そのため、笑ったり大きな口を開けたりしても、気にする必要がなくなります。
金属アレルギーの心配がない
ノンクラスプデンチャーは金属部分がなく、金属アレルギーの心配がありません。
ワイヤー部分が金属の入れ歯は、コバルトクロムやニッケルクロムなどが使われています。
ノンクラスプデンチャーは、ポリカーボネート樹脂などを使用しており金属アレルギーの方にも優しい素材です。
使用感が良い
ノンクラスプデンチャーは、使用感が良いところがメリットです。
ノンクラスプデンチャーの素材は、弾力性があり粘膜にフィットするため歯茎への負担を軽減することができます。
プラスチック感もさほど感じず、心地よく使用することができます。
会話や食事がしやすくなる
ノンクラスプデンチャーにすると、会話や食事がしやすくなります。
上顎の部分が薄く作製されているため会話中は発音がしやすく、食事中は外れることが少なく入れ歯を気にする必要がなくなります。
ノンクラスプデンチャーにするデメリット
ノンクラスプデンチャーにもデメリットはあります。
- 保険適用ではない
- お口の状態によっては適合できない
順番にお伝えしますね。
保険適用ではない
ノンクラスプデンチャーは、保険適用ではないので費用が高額になりがちです。
ノンクラスプデンチャーの相場は入れる本数にもよりますが、1〜4本入れた場合約16〜18万円します。
保険適用の入れ歯は約5,000円前後でできるため、ノンクラスプデンチャーは高額だといえます。
お口の状態によっては適合できない
どのような治療法にもいえますが、お口の状態によっては適合できない場合があります。
いざ、ノンクラスプデンチャーにしようと思っても、検査次第では違う方法を進められることがあります。
最初にきちんとメリット・デメリットを確認し、納得がいく方法を選択しましょう。
医院紹介
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