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治療したはずの銀歯が痛くなる理由5選
「子供の頃に治療した銀歯が痛い」「治療が終わったはずの銀歯がしみて気になる」このようなお悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか?
治療したはずの銀歯が痛み、日常生活に支障が出てしまっている方も少なくありません。
治療したはずなのにどうして痛みが出てしまうのでしょうか。
本記事では、治療したはずの銀歯が痛くなる理由を解説していきます。
さらに、痛みが出た時の対処法についてもお伝えしていきますので、銀歯の違和感や痛みに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
治療した銀歯が痛くなる理由5選
以前治療したはずの銀歯が痛みを起こすのはなぜなのでしょうか。
理由は様々ありますが、主に下記の5点が考えられます。
- 銀歯が合っていない
- 虫歯が再発している
- 歯周病になっている
- 歯根が割れている
- 神経が過敏になっている
ひとつずつ、順番に確認していきましょう。
銀歯が合っていない
銀歯の詰め物や被せ物が合っていないと、噛むときに隙間ができ痛みや違和感が生じます。
詰め物・被せ物は時間の経過とともにズレたり、劣化により隙間ができたりしてしまうものです。
特に、食事中や歯を食いしばったときに痛みや違和感が生じます。
銀歯の寿命は約5〜7年といわれています。また、食生活やライフスタイル、自身の癖などによっても銀歯の寿命は変化しているので気をつけましょう。
虫歯が再発している
治療した銀歯が痛むのは、治療したはずの虫歯が再発している可能性があります。
「虫歯は治療したから終わり」と思っている方が多数いらっしゃいます。
しかし、銀歯がズレたり劣化したりすると詰め物や被せ物の間から、虫歯菌が入り込み虫歯が再発する場合があります。
虫歯治療は完了しても、再発のリスクはゼロではありません。
もし、詰め物をするとき神経を抜いていたら、虫歯ができても痛みを感じることはありませんが、進行が進んでいる場合があるので気をつけましょう。
歯周病になっている
治療した銀歯が痛むのは、歯周病になっている可能性があります。
銀歯は強度はありますが、表面が傷つきやすく劣化します。そのため、銀歯に細かい傷があると汚れが付きやすくなるため、そのまま放置してしまうと歯茎の炎症が起き歯周病になるリスクが高くなります。歯周病は初期症状ではあまり痛みは出ませんが、炎症が進むと痛みが生じます。
歯根が割れている
治療した銀歯が痛むのは、歯根が割れているまたは折れている可能性があります。
銀歯を入れるとき歯を削りますが、そうすると歯質がもろくなり時間の経過とともに歯根が折れてしまう場合があります。
普段の食事や無意識に噛みしめなどをしていると、気づかないうちに歯が折れてしまう行動を取っている可能性があるので気をつけましょう。
歯根破折のリスクを減らすために、銀歯を装着するときは詰め物や被せ物の高さをきちんと調整します。
しかし、長年使用することによって噛み合わせが変化し、いつの間にか銀歯に大きな負荷がかかってしまうことで歯根が折れてしまいます。
神経が過敏になっている
治療した銀歯が痛むのは、神経が過敏になっている可能性があるからです。
歯を削る・乾燥させる・銀歯を入れるなどの影響で神経が過敏になり、痛みが生じることがあります。
さらに、銀歯は熱伝導性が高いので慣れていない神経が熱いものや冷たいものに反応する場合があります。この原因での痛みは、しばらくすると落ち着くことが多いです。
まずは歯科医院で相談をしましょう
お口の中のトラブルは日常生活に支障をきたし、違和感や痛みを我慢したまま生活を続けると、ライフパフォーマンスが低下してしまいます。
「多少の傷みだから」と軽く考えず、まずはかかりつけの歯科医院などで痛みの相談をしてください。
カウンセリングや検査を行い痛みの原因を突き止め改善をして、痛みのない快適な日常を過ごしていきましょう。
医院紹介
【医院名】みこと歯科クリニック
【住所】福岡県福岡市早良区干隈3丁目29-18
【電話対応】092-707-4673
【営業時間】
月~金:9:00~13:00/14:30~19:00
土 :9:00~13:00
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【駐車場】4台完備
【最寄り駅】地下鉄七隈線「野芥駅」(イオン方面)から徒歩5分