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痛い口内炎を治したい!口内炎ができる理由と改善方法をご紹介
口内炎ができて食事中や日常生活で、痛い思いをしたことはありませんか?
小さくてもできる場所によっては、日常生活に支障をきたしてしまうことがあります。
「やっと治った!」と思っても、またすぐに繰り返してしまう方も少なくありません。
今回は「口内炎を早く治す方法」についてご紹介していきます。
口内炎が出来る理由についても解説していますので、一緒にご覧ください。
口内炎ができる原因は?
口内炎ができる原因は、主に4種類あるといわれています。
- アフタ性口内炎
- ウイルス性口内炎
- カタル性口内炎
- アレルギー性口内炎
ひとつずつ詳しく説明していきます。
アフタ性口内炎
アフタ性口内炎は、口内炎の原因として最も多いといわれている口内炎です。
はっきりとした原因がわかっていない口内炎ですが、以下の理由があげられます。
- ストレスや疲れ、睡眠不足による免疫力の低下
- 栄養不足(特にビタミンB2)
- 口腔粘膜の損傷
見た目は、円形・楕円形で白っぽい潰瘍です。痛みは強く4〜7日ほど続きます。
何度も繰り返す場合は「再発性アフタ性口内炎」と呼ばれています。
ウイルス性口内炎
ウイルス口内炎は、なんらかのウイルスが原因でできる口内炎です。
単純ヘルペスウイルスは、唾液などの接触感染や飛沫感染によって起こります。
他にも、梅毒・クラミジア・淋病などが原因の口内炎もあります。
また、免疫力が低下するとカビの一種であるカンジダ菌が増殖し、カンジダ性口内炎ができる場合もあります。
見た目は赤くただれ、びらんができることが多いです。
カタル性口内炎
カタル性口内炎は、物理的な刺激によってできる口内炎です。
頬の内側を噛む、薬品の刺激、被せ物や入れ歯の不具合などが原因で引き起こされます。
見た目は、口の粘膜が赤く腫れたりちいさな水疱ができたりします。
アレルギー性口内炎
アレルギー性口内炎は、特定の食品や薬物、金属などが刺激となってアレルギー反応を起こす口内炎です。
口の中の粘膜が炎症を起こします。アレルギーの原因を取り除かない限り、口内炎を繰り返します。
口内炎を早く治す方法
口内炎の原因はさまざまあるので、治す方法もさまざまです。
ここでは4つの方法をご紹介していきますね。
お口の中を清潔にする
基本的なことですが、お口の中を清潔にしておきましょう。
口の中が不衛生だと、感染症になりやすい状態です。1日3回丁寧な歯磨きを心がけ、歯間ブラシなども駆使してできる限り清潔な状態を維持しましょう。
食生活を見直す
普段の食生活を見直していきましょう。
お酒や甘いお菓子などを食べ過ぎるとビタミンが不足し口内炎の原因になるので、ビタミンの多い食品を積極的に取り入れると効果的です。
また食事からの摂取が厳しい方は、ビタミン剤なども上手に使いながら食生活を見直していきましょう。
市販薬を適切に活用する
市販薬を適切に活用していきましょう。
口内炎に効果があるとされている市販薬には、内服薬や塗り薬などさまざまな種類が存在しています。
選ぶ基準は今どんな口内炎ができているか確認し、症状の部位や程度に合わせて使いやすいものを選びましょう。
分からない場合は、薬剤師さんに相談をすることをおすすめします。
医療機関を受診する
口内炎が長く続く場合や症状が辛い場合は、医療機関を受診しましょう。
たかが口内炎と思われがちですが、実は恐ろしい病気が隠れていることもあります。
口腔ガンの初期症状は、口内炎のような症状がでます。自分の目で確認してもわかることはほぼないので、早めに医療機関を受診し検査を受けてください。
ちなみに、口内炎は歯科または口腔外科で見ることができるので、参考にしてみてくださいね。
まとめ
ここまで、口内炎の原因や早く治す方法についてお話してきましたが、いかがでしたか?
たかが口内炎と思っていても、怖い病気の前触れである場合があります。
何度も繰り返すようなら、一度は医療機関を受診しましょう。
医院紹介
【医院名】みこと歯科クリニック
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【最寄り駅】地下鉄七隈線「野芥駅」(イオン方面)から徒歩5分