そもそもお子様は、歯医者に限らず病院という場所を怖がります。
「何をされるかわからない」「絶対に何かされる」という不安や恐怖心でいっぱいになります。

そして、知らない場所で複数の大人に囲まれるので、怖がってしまうのも無理はありません。

私たち大人も子どもの頃、同じ思いをしましたよね？

お子様の気持ちに寄り添いながら歯科医院への恐怖心を払拭してあげましょう。

歯科医院を怖がるお子様にしてほしい5つのこと

お子様が歯医者を怖がることは良くあることです。

しかし、その一言で済ませてしまってはいけません。

保護者の方のちょっとした接し方などで、歯科医院嫌いを克服できることがあります。
お子様の健康な歯を守るために、歯科医院は怖くないところだと認識させましょう！

悪いイメージを取り除いてあげましょう

お子様を叱るとき「悪い子は歯医者さんに連れて行くよ」と言っていませんか？

しつけの際、歯科医院を恐怖の対象として上げている保護者の方は少なくありません。
1度ネガティブなイメージがついてしまうと、取り除くのはなかなか難しくなります。

歯科医院は、お子様のお口の健康を守るところです。

ぜひ、受診の前にはお子様に前向きな言葉をかけていただくことをおすすめします。

保護者の方がリラックスしましょう

歯科医院へ行く際は、保護者の方がリラックスしましょう。

保護者の方が、ゆったり構えることでお子様の緊張を和らげてあげることができます。

お子様がちゃんと治療を受けてくれるか、不安な気持ちはわかります。
ですが、保護者の方の不安な気持ちはお子様にまで伝わってしまうものです。

まずは保護者の方がリラックスをし、いつも通り振る舞ってあげましょう。

治療後はたくさん褒めてあげましょう

治療後は、大げさでも良いのでたくさん褒めてあげましょう。

お子様は褒めてもらうことが大好きですよね。
保護者の方が喜ぶ姿を見ると「そんなに怖くないかも」「次はもっと頑張ろう」と自信に繋がります。

もし治療中泣いてしまっても「椅子に座れてすごい！」「お口を開けられてえらかったね！」など、小さなことでも褒めてあげましょう。

褒められることで自信がつき、次回の通院がスムーズにいくことがあります。

うまく治療が進まなくても叱らないでください

「診察室に入れなかった」「ずっと泣いてしまい治療ができなかった」このようなことが起こっても、決してお子様を責めないでください。

そこで叱ってしまうと、歯科医院に対してさらに嫌な思い出が増えてしまいます。「次はきっと大丈夫だよ」と、励ましましょう。

そして一緒に「歯医者さんごっこ」と称して、お口を開ける練習をしてあげると良いでしょう。

日頃から一緒に定期検診を受けましょう

何か症状が出る前から、お子様と一緒に歯の定期検診を受けましょう。

一緒に歯の定期検診を受けることで、保護者の方もお子様も一緒に歯の健康を守ることができます。
そしてお子様は、保護者の方と同じことができると喜びを感じます。

喜び・成功体験を積み重ねることで歯科医院への恐怖心がなくなり、前向きに通院してくれるようになります。

当院では、お子様に不安を感じさせないよう、日頃から温かい雰囲気作りに努めています。
治療中にお子様が泣いてしまった場合は、決して無理に治療を続けることはありませんので、安心してお任せください。

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