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知っておきたい!歯周病の原因と症状について
日本人が歯を失う原因の約4割が「歯周病」と言われているのをご存知ですか?
歯周病は30〜60代の方に多く、年齢が上がるにつれ症状の進行した人が増えています。
歯周病が悪いものだとわかっているけれど、「何が原因かわからない」「どんな症状があったら歯周病なの?」と気になっている方も多いはずです。
今回は、「歯周病の原因と症状」を段階別にご紹介します。歯の健康や歯周病が気になる方は、ぜひ最後までご覧ください!
歯周病の原因は細菌だった!?
歯周病は、プラーク(歯垢)という歯につく細菌の感染が引き起こすお口の病気です。歯槽膿漏(しそうのうろう)とも呼ばれます。
日頃のブラッシングが不十分で隅々まできちんと磨けていないと細菌が歯の表面にくっつき、プラークになります。
また、生活習慣も歯周病の原因で「喫煙」「ストレス」「運動不足」「偏った食生活」など普段の何気ない生活が歯周病の要因になっています。
歯周病の症状を段階別にチェック
歯周病は突発的に起こる病気ではありません。徐々に進行していき、最終的には歯が抜けてしまいます。歯周病の症状を段階別に分けています。ご自身に当てはまる症状がないか、一緒に確認をしながら見ていきましょう。
正常な歯茎
正常な歯茎の色は、コーラルピンクでしっかりと引き締まり弾力があります。
ブラッシングのとき出血することはありません。食事中でも困ることは特になく日常を送ることができます。
歯周病軽症
歯周病が軽症の場合、主に次のような症状がでます。
- 歯茎が赤くなり腫れたように感じる
- 歯を押すと前後に動く
- ブラッシングや食事の際、出血することがあり時折痛みも感じるようになる
軽症の時点で、歯の異常に気づきますが「まだ大丈夫」と、思い込んでしまう方が多くいるのが現状です。軽症で治療を始めることができれば、歯茎や歯槽骨の破壊が抑えられる可能性があるので、すぐに歯科医院で診てもらいましょう。
歯周病中等症
歯周病が中等症の場合、主に次のような症状がでます。
- 口臭が気になる
- 歯茎が下がり、歯が長く見える
- 歯周ポケットから膿が出る
- 固いものを噛むと違和感や痛みがでることがある
中等症になると、歯茎の腫れや炎症がさらに悪化し歯周組織の破壊がはじまり、歯がぐらつきます。しかも、ブラッシングでは歯垢を取り除くのが難しくなります。
歯周病重症
歯周病が重症の場合、主に次のような症状がでます。
- 口臭がひどくなる
- 歯茎からの出血がひどくなる
- 歯茎が真っ赤に腫れ、膿がでる
- 歯のぐらつきが激しく、食事に不自由さを感じるようになる
重症になってしまうと、日常生活に支障をきたすようになります。
歯槽骨が半分以上破壊されているため、歯が激しくぐらつき最終的には歯を失ってしまいます。
歯周病は悪化させないことが重要!
歯周病はまず、悪化させないことが最も重要です。
歯周病の症状を見て気になることがありましたら、お早めにご来院ください。
医院紹介
【医院名】みこと歯科クリニック
【住所】福岡県福岡市早良区干隈3丁目29-18
【電話対応】092-707-4673
【営業時間】
月~金:9:00~13:00/14:30~19:00
土 :9:00~13:00
【休診日】水曜・土曜午後・日曜・祝日
【駐車場】4台完備
【最寄り駅】地下鉄七隈線「野芥駅」(イオン方面)から徒歩5分