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どうして入れ歯が痛いの?原因と対策をご紹介
「入れ歯をして食事をしたら噛んだときに痛い」「入れ歯を着けているだけで痛い」入れ歯を使用し、このような痛みを感じたことがある方は少なくないはずです。
歯を失うと、入れ歯にするという選択を行う方は多くいます。
しかし、入れ歯にしたはいいものの合わずにストレスになるなんてこともあります。
そこで今回は、「入れ歯が痛い原因と対策」についてご紹介していきます。
入れ歯の痛みでお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
入れ歯が痛い原因
入れ歯が痛む原因は、どのようなものがあると思いますか?
- 入れ歯に慣れていない
- 噛み合わせが合っていない
- 骨や歯茎が痩せた
- 唾液の分泌が少ない
ここでは、上記4つの原因についてお伝えしていきます。
入れ歯に慣れていない
初めて入れ歯を使用する方や、入れ歯を新調された方などは入れ歯に慣れるまで、違和感や痛みを強く感じることがあります。
しかし、その違和感や痛みが続くようなら、入れ歯が合っていない可能性が高いです。
フィットしていない入れ歯を使い続けると、感染症の原因にもなってしまいます。
噛み合わせが合っていない
噛み合わせが少しでも合っていないと、痛みの原因になります。入れ歯は、日々の使用で少しずつ摩擦していきます。
噛み合わせが悪いままだと、入れ歯が口内で不安定になりガタつくようになり、一部分が強く当たり痛みがでてしまうのです。
さらに、合っていない入れ歯を無理に使用し続けて、顎の関節を傷つけていることもあります。
骨や歯茎が痩せた
年齢を重ねると顎の骨や歯肉は徐々に痩せていきます。
そのため、入れ歯との適合が悪くなってしまい、歯ぐきと入れ歯の間に隙間ができ安定せず、痛みを引き起こします。
さらに、隙間に食べかすが入ってしまうと咀嚼時などに痛みがでます。
唾液の分泌が少ない
唾液の分泌が少ないと、口の中が乾燥してしまい入れ歯の吸着力が低下します。
人は噛むことで唾液腺が刺激され唾液が分泌されます。
しかし、入れ歯が痛かったり合わなくて噛めないと噛む回数が減り筋肉が衰え、さらに唾液腺の衰えにもつながります。
また、合わない入れ歯を使うことがストレスとなり、唾液が減ることもあるので気をつけましょう。
入れ歯が痛いときの対策
ここまで痛みの原因をお話してきましたが、次は痛みへの対策をお話していきます。
- 入れ歯安定剤を使用する
- 入れ歯の装着時間をできるだけ短くする
- 早めに歯科医院を受診する
ここでは、上記3つの対策をお伝えしていきます。
入れ歯安定剤をしようする
入れ歯安定剤には4つのタイプがあります。
- クリームタイプ
- パウダータイプ
- クッションタイプ
- シートタイプ
入れ歯安定剤は正しく使用することで、痛みを抑えられ日常を快適に過ごすことができます。
入れ歯安定剤の選び方は、症状によって選ばなければ意味がないので、使用前は歯科医院に相談をして適切なものを選びましょう。
入れ歯の装着時間をできるだけ短くする
痛みがある場合は、入れ歯の装着時間をなるべく短くすることをおすすめします。
痛みがある状態で、長時間装着しているとその部分が傷ついて感染症の原因になってしまうことがあります。
必要なときだけ装着することで、刺激を最小限に減らすことが可能です。
早めに歯科医院を受診する
入れ歯を装着していて、少しでも痛みや違和感を感じたら、できるだけ早く歯科医院へ受診をしましょう。
最初は自分にピッタリの入れ歯を合わせてもらえますが、徐々に噛み合わせが変わっていきます。
そのようなときは、早めに歯科医院を受診して調節や修理を行ってもらいましょう。
適切に入れ歯を使うことができれば、日常生活も快適に過ごせるはずです。
当院では、入れ歯作製後の調節やメンテナンスにも対応しています。
また、他院で作製した義歯の調節も行っておりますので、不具合など気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。
医院紹介
【医院名】みこと歯科クリニック
【住所】福岡県福岡市早良区干隈3丁目29-18
【電話対応】092-707-4673
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土 :9:00~13:00
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【最寄り駅】地下鉄七隈線「野芥駅」(イオン方面)から徒歩5分